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【英文法】(偏差値40⇨50)偏差値向上に効果的な入門者の英文法学習おススメ勉強法

記事のおすすめ対象

  • 英文法が全く分からない学生の方
  • 英語の学習をやり直したい大人の方

英文の読み書きをする上で重要になってくる「英文法」

この記事では、英語を学習し直す方(又は英語の偏差値で言うと40前後)を対象にした英文法本の選び方と、そのレベルの方にピッタリに学習法について記載していきます。

私が実際に成績を伸ばした方法を記載していますので、全ての方にとって有効ではありませんが、私自身は成績が英語45⇨70(全統模試)、TOEIC950以上取れた方法の一部です。役に立たない方もいるとは思いますが、役立つ方もいるでしょう。

目次

英文法学習(基礎)の基本方針

まず最初に、英文法を勉強するにあたっての基本方針を伝えたいと思います。

英文法の学習で重要となってくるのが、「理解する」という流れを経験する事。

つまりは、丸暗記学習で覚えたとしても、「理解する」という工程が無いため、時間がたつと、忘れもひどくなってしまいます。

その為、一見遠回りに見えたとしても、まずは「理解する」という工程を挟むことによって、却って近道となる事が多いです。

  • 理解する
  • 記憶する
  • 無意識下で使用できる

という順序で、最終的には「③無意識下で使用できる」まで高めていくことが重要です。

英文法(問題集・参考書)の選び方

Amazonや楽天ブックスなどのネット通販、紀伊国屋やジュンク堂などの大型書店で英文法のコーナーを覗くと、ものすごくたくさんの英文法の本がありますよね。

英文法の本がたくさんあって、どの本を選べばよいのだろう・・

ただでさえ英文法の方法が分からないのに、最適な英文法の問題集・参考書を選ぶのは至難の業です。
初学者の方にとっては、この時点でもう訳が分からない状態ですね。

例えば、多くの高校で採用されている「Forest」などの分厚い参考書を初学者がマスターしようとしても、殆どの方が挫折してしまう事となるでしょう。

しかも、分厚い故に全然楽しくないし。

その為、初学者段階の学習者の方にとっては、分厚い本ではなく、簡単で全体がわかる本を1冊頑張ることをおススメします。(尚、分厚い英文法本は、辞書的な使用を目的として1冊持って置くことをおススメします。)

英文法を選ぶ基準

分厚い英文法本ではなく、分かりやすい英文法本を選ぶ!

入門レベルにおススメな英文法本と使用方法について

次に、入門レベルの英文法を勉強するのにおススメな英文法参考書と、その使用方法について述べていきたいと思います。

大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】(東進ブックス)

「大岩のいちばんはじめの英文法」のポイントはこんな感じです。

学習後の到達地点
大学入試基礎レベル到達

参考書の特徴
・中学レベルの英文法から復習していくスタイル(中学レベルの英文法は少量)

・本当に必要な基礎を厳選して分かりやすく解説されている(24講義で1冊網羅しています)

基礎的な内容をわかりやすく伝えるのがコンセプトの本なので、英文法の勉強を始めたは良いものの他の英文法本で挫折した人や続かない方向けの本です

使い方

使い方としてはこんな感じで使用すると成績を伸ばしやすいです。

  1. 講義部分を読む(1テーマ)
  2. 該当部分の問題を解く
  3. 再度、同じ講義部分を読む
  4. 次の講義部分に進む

大学入試 世界一わかりやすい 英文法・語法の特別講座(中経出版)

「大学入試 世界一わかりやすい英文法・語法の特別講座」のポイントはこんな感じです。

学習後の到達地点
大学入学共通テスト8割レベル

参考書の特徴
・予備校講師の語り口調による英文法勉強スタイルです。
(文字ばかりを追うのが苦手な方には最適)

・入りのレベルは低いけれど、到達点は比較的高いレベルまでの参考書
(その分、ボリュームがあります)

テーマが82あり、PAGE数は457ページあるので、初学者にはボリュームはあります。ただ、すごく分かりやすい本なのでおすすめ本として紹介しました。(スタディサプリの復習などにも使えます)
※ボリュームは苦手な方にとっては苦痛となるので、評価は分かれるところ。到達点は他の本に比べて高めです。

使い方

使い方としてはこんな感じで使用すると成績を伸ばしやすいです。

  1. 講義部分を読む(1テーマ)
  2. 該当部分の問題を解く
  3. 復習する&間違った問題を解きなおす(1テーマ)
  4. 次の講義部分に移る
  5. 5テーマごとに、5テーマ全てを読み直す

新装版 英文法のトリセツ 中学レベル完結編(アルク)

「新装版 英文法のトリセツ 中学レベル完結編」のポイントはこんな感じです。

(到達地点)
大学入試基礎レベル

(特徴)
・英語の成績の悪い方の多くは英文法が全く理解できていない方が多いので、基礎の基礎のレベルから立て直すのに最適な本

・「不定詞」や「動名詞」といった項目をあえて外し、「品詞」や「文のカタチ」など英文法の基本中の基本をベースに、英語と日本語との根本的な違いや、使い方とその注意点について「じっくり」解説している本

著者も元々偏差値が40位だった為、苦手な人の思考回路の立場に沿った内容構成となっています。

使い方

使い方としてはこんな感じで使用すると成績を伸ばしやすいです。

  1. STEPを1つ分読む
  2. 該当部分を読み直す
  3. 次のSTEPに進む
  4. これを繰り返す

さいごに

いずれも、英語初学者向けの英文法本なので、どの本を採用するにしても、英語の基礎を分かりやすく書いているので、効率的な勉強ができると思います。

勉強法としては、単に読み進めるのではなく「短く区切って」何度も読み直すことが重要です。
この段階が一番苦労しますが、この期間を乗り越えると一気に成績が伸びますので頑張ってくださいね。

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